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No.000947 車のヘッドライトに「運転手の目の動き」を

投稿者:旧サイトより 投稿日:2014/08/15 10:03

3137              たまごろう 2004/01/16 23:39
(視線自動表示装置)
 先日、知人が交通事故に遭いました。自転車に乗って交差点を直進していたところ、前方不注意のまま右折しようとしてきた対向車と接触し転倒したのです。けれどもぶつかる直前にとっさに身構えることができたので、幸いたいした怪我もせずに済みました。それができたのも、運転手が最初から自分(自転車)の存在に気付いていないことを運転手の視線から気付いていたからだそうです。この事故から、あらためて「運転手が今どこを見ているか」ということを知ることの重要性を思いました。

 そこで考えたのですが、「運転者の目の動き=今どこを見ているか」を車の外に向けて、もっとはっきり表示することができれば、この手の交通事故は激減するのではないかということです。

 そのためにまず必要なのは、運転手の視線が今どこにあるかをリアルタイムに把握する技術です。これは特殊なサングラスを掛けることで視線を把握したり、またサングラスをかけなくても視線を把握する技術が開発されていますので十分可能ですね。

 そして次に、その運転手の視線の動きを、そのまま自分の車のヘッドランプに反映させる技術です。これはヘッドランプの前面ガラスの所に「液晶」画面をはめ込みまして、ヘッドライト面を人間の眼と見立てて、そこに自分の瞳の動きに合わせて、黒い点(瞳に相当する部分)を動かすのです。こうすることにより、今運転手が前方のどこを見ているか、車の外から見ていてたとえ運転手の顔が見えにくい場合でも、ヘッドランプを見るだけですぐに分かるという仕組みです。

 交差点やカーブを曲がる時、運転手が今どこを見ているか、特に対向車や歩行者からしっかりわかるということは事故防止にかなり役立つのではないかと思います。

 またこの「視線を把握する技術」は、視線の動きだけではなく、瞼の動きを把握することもできるでしょう。運転中に瞼が一定時間以上閉じられたら、これは居眠り運転だと判断し、ただちに警告を出すことが既に実用化されていますね。 それだけでなく、片目だけ意識的に一瞬閉ざしたら(ウインクですね)、それに合わせて、車自身のヘッドライトもウインクするようにしたりすることも簡単です。すると、事故防止だけではなく、車同士のコミュニケーションにも役立ちます。お互いにウインクし合ったり、合図を交わしたり、視線とまばたきで簡単な会話をすることで、音声言語ではない新しい車同士のコミュニケーションがより円滑になるでしょう。そうすると、今まであったつまらぬ車同士のトラブルも激減するかもしれません。(だいたいトラブルの元ってお互いのコミュニケーションの低さから起こることが多いから)

 また車のヘッドライトがそのような「眼」の機能を進化させたら、より一層車は
「人間化」「ペット化」していくことだと思います。すると、より人は車に対する愛着を増し、車は人間同士のコミュニケーションツールとして新たな進化を遂げることだと思います。

 これって、実現させることはまだ難しいのでしょうか。アイモーションスキャンは実用化していますし、それをヘッドライトにディスプレイさせる技術もさほど難しくはないことでしょう(素人考えですが)。

 これが本当に実現すれば、文字通り車のヘッドライトは「車の眼」になります。
よく漫画などで描かれる、「人格を持った車」が現実のものとなります。

 以上長々と書いてしまいましたが、このアイデアはいかがなものでしょうか?


ドライバーの目の動きをヘッドライトの目玉で表現する。ドライバ
ーがこちらの存在に気付いているかが分かる。ウインクしたらサン
キューの意。。事故も減ってコミュニケーションもOK




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