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No.000604 冷却について・考 うまいビールが飲みてー

投稿者:旧サイトより 投稿日:2014/08/06 09:53

 タイトル変更しました(旧No.000604 冷冷却剤付き缶ビール。そしてフロンに代わる冷媒)

 またもや飲んべえのてるちゃんらしい提案です。
 缶入りの日本酒に発熱材を付けて、どこでも熱燗が飲める商品がありますよね? これは、冬場の釣り人などに喜ばれているそうです。そこで、今度は逆に、缶ビールに冷却剤を付けて、「どこでも冷えるビール」というのができないでしょうか?
 ところで、フロンの撤廃が叫ばれるようになって久しいですが、いまだにフロンの全面撤廃後の対策はできていません。もちろん、ペルチェ素子などの半導体で冷却するという方法はありますが、効率が良くないし、しかも高価です。また、かならず電気を必要とするという意味で、ベストではありません。やはり、「フロンに代わる新たな化学物質」が開発されるべきでしょう。つまり、液化温度(沸点)が常温付近よりやや低く、わずかな圧力変化で簡単に気化/液化し、しかも環境にやさしいという物質が待たれるわけです。冷却用途に使われるフロンやかつてのアンモニアが、「冷媒」と呼ばれるのはご存知だと思います。
 霊媒は恐山で……、じゃなかった、冷媒はなにも冷蔵庫やエアコンにばかり使われるわけではありません。安くて効率の高い冷媒ができれば、たとえば、缶ビールにこの冷媒(液体状態のもの)をつけて、冷媒を気化させることによって、その場で冷えたビールを飲む、というようなことが可能になります。現在のフロンでもほぼできますが、環境に良くない上に、熱容量が低く、かつまたあまり安価でもありません。
 ちなみに、この「缶ビールに冷媒をつけて、その気化熱で冷やす」という案はすでに以前からあり、それに関連した特許もかなり出願されています。でも、仮にフロンが安全で安価だったとしても、それらの特許では、「容器のコストが高い」、「気化熱が少なく、冷えが悪い」などの欠点があるため、実用化はむずかしいでしょう。
・気化熱が大きい。
・安価。
・環境にやさしい。
 こんな冷媒ができれば、今すぐにでも「その場で冷えるビール」が実現します。誰か、はやく開発してくれないものでしょうか。
 てるちゃん                   2002/07/31




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