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安くてコシのある「そうめん製造機」




投稿者:旧サイトより 投稿日:2014/08/21 22:34 編集 削除 0

- てるちゃん  2014/08/09 (Sat) 23:46:31
 夏の食べ物といえば、やはりそうめんですね。そのそうめんも、安いのから高級品までいろいろあります。安いのは1キロ198円くらい(120円のもあるとか)。高いのになると、その10倍以上というのもあります。
 揖保乃糸などの高級素麺は、確かに美味しいですね。味がどうこうと言うよりも、まずコシが違います。あのコシは、何度も何度も伸ばしては重ね、伸ばしては重ね、という工程を経て生まれるのだそうです(小麦粉に含まれるグルテンの量も関係しますが)。もちろん、最後に引き延ばす工程があるので、それによっても決まるのでしょう。また、細いそうめんほど一般的に高いですが、細さは食感にも関係します。
 安いそうめんというのは、たいてい「機械素麺」といって、機械で練って、押し出して作るのだそうです。これだと、今の技術では、あまり細くはできないそうです。一方、高いそうめんは、たいてい「手延べ式」です。
 私はドケチなので、値段に何倍も差があると、たいてい安いそうめんで済ませます。でも、安い素麺でも素材の小麦粉そのものの成分は、さほど変わりません。ならば、機械を使っても、こね方や伸ばし方次第で、細くてコシのあるそうめんができそうな気がするのですが……。
 それを実現できる「そうめん製造機」なんて、どこかのメーカーが作らないかな? もしできたら、それは「そうめん界の革命」とも言えると思います。



返信者:旧サイトより 返信日:2014/08/21 22:35 編集 削除

- こんなん堂  2014/08/10 (Sun) 11:09:29
まずは自分なりに調べないと話に入っていけないので簡単に調べてみたのですが、そうめんは「機械素麺」と「手延素麺」の2種類に分けられます。「機械素麺」は練った生地を機械で細く切るので「うどん」と同じ製法みたいです。もう一方の価格の高い「手延素麺」の方は、切らずに延ばして伸ばして のばしまくって細くするので、まったく作り方が違う様です。 手延べそうめんも大幅に機械化が進んでいて、めんを細長く引き延ばす工程も機械化されている部分がある様ですけれど、必ず手作業による工程が入らないと「手延」の表示はできないそうです。

 そんなことを前提に考えると、機械素麺の切る機械と手延素麺の伸ばす機械の値段の差? もしくはそれ以外に掛かる手作業の差ってことなんでしょうか? 
 もしも麺を伸ばす製法の機械が安くできて、人の手も掛からずにできれば「手延」の表示はできないけれど「延ばし麺」っていう安くて美味しいそうめんになるのかな?と思います。その辺の事情は業界の人でないと分からない部分もあるのかな?

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E9%BA%BA
http://www.mynewsjapan.com/reports/652
http://www.ibonoito.or.jp/feature/work.html


- てるちゃん  2014/08/11 (Mon) 15:18:49
 価格の差は、主として人件費の差だと思います。手延べでも機械素麺でも機械は使いますが、現在の機械では、価格にそれほど差はないかと。
 なお、私も機械素麺の機械を実際に見たことはないですが、「切る」と言っても、溝が刻まれた2本のローラーの間に挟んで切るか、あるいは、小さな穴があいた板から押し出して作るのだそうです。前者だと麺の断面が四角になるのですが、刃の形を凹んだ半円形にすれば、丸い麺も作れるようです。
 なお、私のいうような機能を持つ「そうめん製造機」は、それなりに複雑になると思うので、実現したとしたら、価格は高くなるでしょうね。それでも全自動でできれば人件費は節約できそうな気がします。
 私としては、「安いけどおいしいそうめんが食べたい」というのと、もともと技術屋だったので、そういう技術にチャレンジしてみたい、と思ったのが発想の原点です。


- こんなん堂  2014/08/12 (Tue) 11:26:52
Youtubeで面白い動画を見つけました。
THE MAKING (111)手のべそうめんができるまで
&feature=youtu.be" target="_blank">&feature=youtu.be

大部分が機械化されてるけれど、工程数が想像してたよりかなり多くて、終盤の工程を見てると芸術品にも思えてきます。機械素麺の動画は見つけられなかったけれど、工程数からして全然違うんでしょうね。こういう機械を作るのって難しそうだけれどアイデアいっぱいで楽しいのだろうな。麺のコシとか細さとか工程数を減らして全く新しい製法を研究するともっと安価で美味しい素麺もできるのか。

ここの動画「・・・ができるまで」の動画がたくさんあって面白そうです。
サイエンス チャンネル シリーズ「ザ・メイキング」 http://sc-smn.jst.go.jp/B980601/

 工場見学も楽しそう。



- てるちゃん  2014/08/16 (Sat) 10:49:08
その動画は「白髪」の製造工程ですから、手延べ素麺の中でも最高級のものですね。
こちらは、揖保乃糸よりも高級と言われる「一筋縄」の工程(揖保乃糸もいくつかのランクがあるので一概に言えませんが)。



一方、機械式としては、小麦粉と水と食塩だけ入れたら、そうめんになって出てくるのが理想です。それでいて最高級品に負けないコシと美味さ、そんなのを追求してみたいですね(人生が二度あれば(笑))。


- こんなん堂  2014/08/18 (Mon) 08:49:41
一筋縄には吉野葛も入ってるんだ。材料もそうだけど「コシ」とはなんぞや?ってところから研究ですね。結構面白いかも てるちゃんがんばれ~