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投稿者:旧サイトより 投稿日:2014/08/15 18:02

                  奥田 2002年10月11日 21:17
こんにちは、奥田です。
出願した時の図面でわかりますか。やってみてもらうのが一番いいので、その結び目の効果を確認してください。
細工というのはベロについてる脱落防止の小さなベルトの、位置の変更です。ただ切り込みがしてあるだけのモノもありますが、その場合は新たに設けなくてはいけません。とりあえずは変更せずに、普通の位置でこの結び方をしてみてください。
 その小さなベルトにそれぞれからヒモを通したら、帯締めの要領で2回絡めてください。それで終わりです。結び目としては完成していないように見えますが、それで終わりです。普通の帯締めは、2回絡めたあともう1度2回絡めますね。固結びでも、1回絡めたあともう1回絡めます。でもこの結び目は、2回絡めただけで終わりです。表現が難しいですが、理解できてますか?
 その半端な結び目を、ベルトの辺りまで締めこんでください。で、そのまま強く締めると、どんどん締まって(クツの中の足が締め付けられる)いきますね。または、少し持ち上げるようにすると簡単に結び目が崩れてしまいます。半分しか結んでないから当然ですね。でも逆に、結び目よりもつま先側のヒモ(図面で言うとフックの辺りのヒモ)を引っ張ってみてください。ゆるまないでしょう。これがこの結び目の特徴です。ちなみに、固結びのように1回絡めただけではゆるみます。ゆるまないのに、簡単に解くことができる・・・クツの結び目に最適だと思いませんか?
 そもそも蝶結びをするのには、2人必要です。蝶の羽の部分を作ろうとすると、最初に絡めた部分はすでにゆるんでいます。そこを誰かに押さえてもらわなければ、締めることはできませんね。蝶結びは一般的ですが、クツにとってそれほど良いモノではありません。
 フックについては、止めることができればなんでもいいです。フックをかけなければ、スリップオンシューズのように履けます。写真は、息子のクツです。普通のボタンです。穴を大きくしてヒモが通るようにしてあります。そのボタンも、止めることはあまりありません。けっこうルーズに(左の状態で)履いてることが多いです。
 余ったヒモは切っています。蝶結びでも、ヒモが余り過ぎて困っていました。だらだら、ぷらぷらと、見た目に良くないですからね。いつもはゆるく蝶結びをしてちょうどいい結び目なのに、いざきつく結びなおすとヒモが無駄に長く余ってしまって、そういう経験ありませんか? 1度自分の長さに調整したら余分なヒモはカットして、フックの操作だけでぬいだりはいたりします。締め付けの調整も簡単にできるので、蝶結びのできない子供でも大丈夫です。結び目が小さいので、サッカーでボールを蹴っても気になりません。全てのヒモグツに使用でき、機能は蝶結びよりも上です。可愛らしさだけがありませんが・・・。
ざっとこんなもんでしょうか。

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